JDSFには、主にサークルでの指導者を想定した「JDSF公認指導員」という資格があります。指導員には、A級・B級・C級のレベルがあり、役割別に競技力指導員と普及指導員があります。
JDSF会員であれば、2日間の講習会と別途もうけられた試験をパスすることで、C級普及指導員に認定されます。
今回、東京都連盟で講習会が開催されたので、7月21日・22日の2日間、参加してきました。
講習会は朝の10時から開始で夕方の5時まででした。会場の都合や主催の都道府県にもよるようですが、両日とも机上講習と実技講習(スタンダード/ラテン)がありました。
机上講習では、スポーツ医科学に基づいたダンスに関する疾患の知識(熱中症・循環器疾患・脳疾患への対処)の講義のあと、それなりに分厚い「公認指導員 講習会教本」を元に、多岐にわたる分野の知識を学んでいきます。
実技講習では、実技試験の課題である技術認定グレード1のアマルガメーションを中心に、カップルに加えて、男女両方のステップを練習していきました。私はカップルではなく一人での参加だったので、同じく一人で参加していた女性と練習しました。
2日間の講習会が無事終了すると、参加者に受講証明書が渡されました。この証明書をもらってから2年間の間に試験に受からなければ、指導員の資格を貰えません。
試験は実技よりも筆記で落ちるひとが多いとのことでした。たしかに分野が広く覚えることも多いので大変です。一ヵ月後の試験に向けてこれから勉強に励む予定です。
前田